肩関節周囲炎
一般的に言われている四十肩のことです。肩の周囲に炎症が起きる障害のため10代でも発症します。主な症状としては痛み・肩の可動域制限などがあります。この障害は時期があり、特に拘縮期では肩の制限が著明になりリハビリを行っても長期化することが多々あります。
原 因
外傷・スポーツ障害・肩こりなど様々ではっきりとはわかっていません。危険因子としてデスクワークなどの環境要因でもなりやすいと言われています。基本的には自然に良くなる疾患として考えられていますが、改善するまで12~42ヶ月要するとされています。安静にしていれば良くなることもありますが、肩が上がらなくなる前に一度病院への受診とリハビリをオススメします。
リハビリテーション
急性期の場合
- 目的
- 痛みの軽減
- 方法
- リラクゼーションや肩甲骨の簡単な体操、生活指導等。
※痛みが強い場合、薬や注射により炎症を下げてからリハビリを行うこともあります。
慢性期の場合
- 目的
- 肩の可動域改善
- 方法
- 物理療法や徒手療法といった手技を用いリハビリを頻回に長期行います。
※痛みが強い場合、薬や注射により炎症を下げてからリハビリを行うこともあります。